浦賀鴨居港の写真
 
浦賀鴨居港の写真 浦賀・鴨居港 浦賀鴨居港の写真
 
浦賀鴨居港の写真
 
 
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百五十年の物語を見に 〜 Hello,Mr.Matthew Calbraith Perry


浦賀駅に降りた。都内からここへは品川駅から京浜急行で一本でいい。本当は東急東横線で横浜に入ってから京浜急行に乗る方が経済的なのだが、あえてバスで品川まで移動し、そこから京浜急行の快特で浦賀に来た。改札を出て左の階段を降りたところに京浜急行バス乗り場があって、観音崎方面へ行くバスが出ている。だが、歩いてみたいという気持ちがあったのでバスのお世話にはならずに歩いた。

背中には山。目の前にあるはずの港は高い壁に覆われていた。何となく海の匂いには遠い感じのする町だった。近くに海岸はないかと、山を半分切りくずして開いたような道を駅から左の方角に進んだ。途中道がわかれたりもするが、僕はその都度左側の道を選んだ。右を向いても左を向いても海が傍に感じられない。

大きな坂を登った頃、観音崎方面へ行くバスが自分を追いこしていってることにふと気付いた僕は、歩いている方角に海があるのは間違いないということを確認した。しかし、ここを歩いていると、これからこの先に海が広がっていることなど想像できない。てっきり山のてっぺんあたりにまで来ていると思っていたくらいだ。
道は少し右へ流れてゆく。海はすぐ近くまで来ていた。そこは鴨居という場所だった。雰囲気の良さに惹かれて、足を踏み入れてみる。右手は港になっている。この辺りの浜辺は幕末時代の黒船の来航によって、大体の海岸は要塞になっていたらしい。浦賀駅に降りた時に感じた物々しさに似た感じはこれだったのか。山を切り崩して急きょ作りこんだような感じは、穏やかではないというか。しかし、鴨居港は150年近く前をほとんど何も感じさせない、落ち着いた場所だ。海岸としては結構小振りだが、港から出る船は多いようだ。

海岸奥の岩場の方へ行ってみる。ゴツゴツした場所を慎重に歩くのはワクワクする。丁度よさそうな場所を見つけて、腰を降ろす。バーべキューをする一団や、釣りを楽しむ親子、そして近くのコンビニで買ってきたらしきお菓子の袋を下げた高校生風の子たち。片瀬海岸で僕も似たようなことをしたが、はっきりいって、負けた感じがする。一度きり彼らにカメラを向けて、シャッターを切った。僕が鴨居を後にしたのは、それから10分くらいしてからのこと。またしても公園は見つからず。帰りは、せっかくの機会だからと思い、京浜急行バスに乗って浦賀駅まで戻ることにした。窓がたっぷり大きくとってあって、車窓に顔を向けるのが気持ちいい。僕はバスを降りる間際、運転手さんに「記念に」整理券をいただいてきてしまった。
浦賀鴨居港の写真
京浜急行快特(浦賀行き)「浦賀」駅下車、改札左横の階段を降りて右より、京浜急行バス(観音崎行き)「鴨居」下車。徒歩10秒