森戸海岸/秋谷海岸の写真 森戸海岸/秋谷海岸の写真 森戸海岸/秋谷海岸の写真
森戸海岸・秋谷海岸
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未来予想図といふ写真


僕はJR横須賀線逗子駅前のターミナルから京浜急行のバスに乗って、葉山へ向かった。サザンオールスターズの「鎌倉物語」の中に出てくる日影茶屋が葉山マリーナのすぐ傍にある。京浜急行バス「逗12」(葉山行き海岸回り)は駅前の商店街を抜けると、たちまち閑静な、歩道すらない細い道へと入っていった。いきなり右手には海が見える。民家と民家の間にあるといった様子の道路はなんとか2車線を保っている。ほんの数十メートルも行けば砂浜へ出られるほど海が傍に感じられる。海まで五分。
乗ったバスは葉山の御用邸の傍止まり。別系統の「逗5」(長井・長者ヶ崎行き)を待つ。再び海岸線を進んだ僕は、秋谷海岸で降りることにした。潮風がとても強い。ここに住んでる人たちは毎日当たり前にこの風を受けているのか。たまに来る自分とはしみ込んだものがまるで違うな。

降りたバス停正面のファミリーマートの横にある普通の民家が立ち並ぶ道を入ることにした。サーフボードを背負った車が追い越してゆく。路地の向こうが開けてきた。海だ。僕は立ち止まってカメラを構えた。ファインダーには二人のカップルが。彼の肩を借りて、足についた砂を落とす彼女。この先どうなるのかなんて知らないけど、彼と笑いながら砂をはらうこの瞬間を、彼女は100年経っても覚えているんじゃないかなと想像してみたら、僕はしばらくその場に立ち尽くしてしまった。こんないい写真が撮れるなら何度でも足を運ぼうとさえ思った。二人ともすごく「いい顔」をしてた。


大きくはないけど、落ち着いた浜辺。葉山にはそんな海岸がいくつもある。秋谷海岸もそんな中の一つだ。サーフィンを楽しむ人や、音楽を聴く人などがいた。僕は数回シャッターを切った後、次の場所である森戸海岸を目指した。

森戸海岸のすぐ横を流れる森戸川に架かる橋を越えたところでバスを降りる。通りの往来の激しさが嘘のように静けさを醸し出す海岸へ入る。浜の大きさは秋谷海岸とさほど変わらない印象。浜辺をぶらぶらする。サーフボードに長いベルトをつないで、カイトをつけて、時折海面を飛ぶように楽しんでいるサーファーがいる。これはなんていう名前のスポーツなんだろう。これは今でも僕が挑戦してみたいスポーツ一位だ。それを見て「うおー」と声を上げて見つめるサーファー仲間が二人佇んでいる。さて、そんな風景にカメラを向け続けながらも、僕は本題である臨海公園探しをしていた。海岸付近にこれだけ住宅が集まっていることや、海岸周りの雰囲気からして、どうやらここも求める場所ではないらしい。僕はバスに乗って逗子駅へと引き返した。

森戸海岸/秋谷海岸の写真
森戸海岸/秋谷海岸の写真
JR横須賀線「逗子」駅前ターミナルより京浜急行バス「逗12」葉山行き(海岸回り)