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矢印徒歩や自転車で、 浜辺へ行く前に買い物や食事に立ち寄る海岸周辺のスポットなどを紹介する写真日記。

神奈川県
・神奈川県小田原市国府津

国府津駅前〜国府津海岸(JR東海道線「国府津」駅)2004.11.6

国府津駅そば、国道1号線沿いの小道


「大磯越え」

11月6日、晴れ。

国府津、と書いて「こうづ」と読む。地図を開いて場所を確認する。駅からすぐ目の前が海といっていいくらい近い場所にあある。前回前々回出かけた小動や夢の島マリーナは実は以前何度も訪れた事がある場所だったので、今回は新しいシーズンらしく、まだ見ぬ海を見ようと、国府津へ出かける事にした。

この西湘エリアでは平塚まで、去年の3月にしばらく離れた小田原の御幸ガ浜へはすでに出かけていた。となれば次は大磯、と考えるが、何故か今回は大磯を素通り。東海道線の車中では車窓を眺める事もなく、ウツラウツラ。気付いた時には国府津到着となった。湘南*1発祥の地である大磯をなにゆえに素通りするのか、自分でも理由が掴めない。

駅に到着すると、猫の額ほど、といってもいいほどの狭いロータリーがあり、正面の区画から左右に国道1号線へと続く。コンビニを探してみた…が、一件も見当たらない。それどころか、まるで昭和に時代が逆戻りしたかのような町並みに驚いた。ふと原宿表参道の同潤会青山アパートを思い出した。どことなく作りが似ている。

神戸屋、というパン屋で2〜3パンを選んで再び国道へ出る。ひとまず海岸へ抜ける道を探しながら西へ向かって歩いてみた。まだまだ古い建物が現れる。…まさか、海を見にきて、このような町並みに出会えるとは思いも寄らなかった。全くもって意外だった。貴重な一日となりそうな予感がして、しばらく通りの建造物に目をやる事にしてみた。

*1 湘南の由来(参考サイト)(http://www.shonanmonogatari.com/monthly/tokusyu/hajimete/oiso.html)


国府津の古い家屋


「歴史の傍を通り抜ける短い旅」

出てくる出てくる。次から次へと現れる古い建造物に心を奪われることしばし。…疑問が湧く。例えば古い町並みや建造物を意図的に「保存」しようという試みは東京でも谷中のように確認できる。しかし、ここ国府津にあるそれは、保存というよりもむしろ「現存」と言いたいような…、まるで人為の感じない、「手付かず」といった印象すら幾つかの建物からは感じ取れた。

何処かで見た光景だ、と思った。その光景をすぐに思い出す事はそれほど難しくなかった。日野*2である。東京の西にある日野市という場所が、まさにこの国府津のような「手付かず」感を彷佛とさせる町並みが現存する場所なのだ。いや、聞いて確かめたわけではないので「現存」と言い切っていいかどうか、しかし、国府津のこの町並みを見て日野をイメージするには充分過ぎる状況証拠が目の前に揃っていた。


あえて手を付けて(開発されて)いないのだろうか。何もないといえば何もない町に見えるが、多分それでよかったんだろうと勝手に推測する。しかし、海辺の町なら害と無ではないだろう。もし「保存」であっても維持する事は簡単とは思えない。いくつもの海岸を歩き続ける中で、塩害と思しき影響の見られる建物も多少は見てきたつもりだ。すぐ目の前が海というこの町で、何故これほどの古い建造物が…、と疑問は募る一方だった。そう考えると、国府津という町が、不思議な町のように思えてきた。

*2 日野駅周辺の様子(http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4371/tc29.html)


国府津の古い家屋
国府津の古い家屋


「裏湘南と表湘南の狭間に位置する歴史の断片に立つ」

後日談だが、交通新聞社から発行されている『散歩の達人』*3に大磯の特集が組まれていて、海の側を表の湘南と呼ぶなら、山側は「裏湘南」と呼ぶのだそうだ。地元の人がそう呼んでいるのかどうかはわからないが、なかなか面白い言い方だと思った。湘南=海という看板の裏側をめくってみたいという好奇心から、このポトポタ散歩でも「海ではない湘南」をテーマにしばしば企画を作るが、それと裏湘南というのはどこか通じるものを感じずにはいられない。自分が今見ているのは裏なのだろうか、表なのだろうか。海岸ですら侵食を防ぐために砂やテトラポッドを投入して浜を維持しているのに、この古い町並みがほぼ積極的なメインテナンスなしで残ったのだとしたら、これはすごい事のように思う。

さて、しばらく歩いて、ようやく海岸へ抜けられそうな脇道を見つける事ができた。先に見えてきたのは保育園。更に先へ行くと今通ってきた道とほぼ同じ高さに西湘バイパスが見えてきた。到着した。国府津海岸である。


*3 交通新聞社『散歩の達人』(04.12/湘南の底力)(http://www.kotsu.co.jp/magazine/sanpo/index.html)


国府津海岸


「国府津にて」

入り口から階段を下りると浜辺に出た。頭上は西湘バイパスが走っている。人がとても少ない、いわゆる冬の海である。冬の海、という言い方は時折「日本海」→「演歌」を連想するが、冬の湘南の海は、とても静かでとても穏やかで、優しくて柔らかくて、甘いスウィーツのような味がする。今日も風は強くない。


…とても砂利が多い。砂浜は…バイパスの真下あたりだけだ。足のツボを刺激してくれそうだけど、そのうち痛くなってきそうな按配ではあった。とりあえず、一面の海を見渡す。サーファーは全くいなかった。適当な場所を選んで腰を下ろす事にした。駅前のパン屋「神戸屋」*4で買ったパンを食べる。本当は弁当が食べたかったんだけど、国府津駅前は、本当に何もなかった。パンしか選択肢がなかったが、この後向かう予定の二宮へ行くまで我慢するのもどうかと思ったのでパンにした。3つとも甘い菓子パン。中でも一番興味をソソられたのは、黒豆アンパン。


*4神戸屋(http://www.kobeya.co.jp/)


国府津海岸で黒豆アンパンを食べる
自然破壊のメッセージ


「砂利を踏み締めながら」

食べ終えて、浜を歩いてみる事にした。捨てる場所がなかっただけだったのに、パンが入ってた袋には何時の間にか浜辺のゴミが入り始めていた。何となく拾い始めていた。ま、綺麗な方がいいかなと。で、歩いていると「自然破壊」というスプレーメッセージを見つけた。片付けきれないゴミの上で言われても説得力が足らなさ過ぎで、一応皮肉を込めて自分が拾ったゴミと一緒に写真に収めてみた。

サボテン


「サボテンの棘。」

海岸の傍を歩いて、そろそろ駅へ戻ろうとしていた頃、サボテンを見つけて一枚写真に撮ろうと立ち位置を決めていた時、狭い道にトラックがやってきた。身を路肩へ寄せてかわしたが、その瞬間妙な痛みを感じた。

サボテンのトゲである。抜こうと思ってつまむと、逆につまもうとした指にトゲが刺さってきた。想像していた以上に本数は多かった。刺されたのは初めてだったが、サボテンのトゲとはこんなにも痛いものなのか。引き抜こうとすればするほど食い込んでゆくような。一本の大きさは3日ほど放置しておいた細いけどとても固い顎ヒゲのような感じ。パンツの繊維にめり込んで、状況は悪化していった。事態の大きさに気付き始め、一旦海岸の階段へと戻って、トゲ抜きを続けた。

9割ほど処理できた実感があったところで、残りはもう諦めて駅へ向かった。まずは1駅手前の二宮へ。駅構内のコンビニで毛抜き用ピンセットを物色した。指では限界だった。しかし、値段を見て躊躇。結局、我慢を通す事に決め、海岸へ向かった。(次回に続く)


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